Human on ART and SCIENCE 2004

Human on Art and Science

2004.11.23tue-24wed 開催

当日の様子はこちら

人は想像し、創造する。
そして、この想像的創造の源に、精神の本質「心」がある。

想像的創造を通し、精神の本質を問う二つの立場がある。

芸術と脳科学である。

芸術家は、想像的創造活動を通して、人の心に光明を与え続けている。
脳科学者は、想像的創造活動を通して、人の心の実体を探し続けている。

いま、私たちは
どのように「心」を捉え、どのように「心」を理解し
そして、どのように「心」を喜ばせることができるだろう

“Human on ART and SCIENCE” は、芸術と科学の両立場から、この問いかけに臨みます

シンポジウム

アーティストとサイエンティストの生の声を聞く
『アートとサイエンスの間で』
-心はどのようにとらえられるのか-
11月23日(火)10:00~16:00(予定)
芝蘭会館新館 山内ホール

講演者
岡田安弘 (神経科学者)
大塩桃丘 (日本画家)
石川光男 (理学博士)

<講演者プロフィール>
岡田 安弘 Yasuhiro Okada

神戸大学医学部名誉教授
現 京都大学大学院哲学研究科
兵庫県神戸生まれ。
神戸大学医学部卒業
東京大学大学院医学研究科博士課程終了。医学博士。
ワシントン大学医学部、ドイツマックスプランク脳研究所を経て、1981年より神戸大学医学部教授。
1999年より同大学名誉教授。
著書『生命・脳・いのち 生きるということ』(東京化学同人)
『21世紀の「生命」を考える』(金芳堂)など

大塩 桃丘 Tokyu Oshio

美術教室「アトリエ空の窓」主宰
静岡県浜松市生まれ。
東京写真大学短期大学卒業
東京学芸大学入学・美術家日本画研究科修了
北京中央美術学院短期留学「書と水墨画」を研修
ドイツ、スイスのギムナジウム、アカデミーにて美術教育研修
高橋正人氏よりバウハウスの構成法を学ぶ
臨済禅僧、鈴木清洲氏に師事、「書」と「禅の意識」を学ぶ
「内的視覚と日本画表現」、「抽象表現としての日本画」を研究

石川 光男 Mitsuo Ishikawa

国際基督教大学名誉教授
北海道札幌市生まれ。
北海道大学理学部大学院修士課程修了。理学博士。
理科・文科の両分野にまたがる学際研究を続ける。
著書『生命思考』(TBSブリタニカ)
『ニューサイエンスの世界観』(たま出版)
『西と東の生命観』(三信図書)
『複雑系思考でよみがえる日本文明』(法蔵館)
『自然に学ぶ 共創思考』(日本教文社)ほか

きく・みる・ふれる
アーティストとサイエンティストの“作品”にふれる
11月23日
芝蘭会館新館 1F,2Fホール

アーティストとサイエンティストは今何をしているか
ギャラリー展示(絵画、彫刻、科学研究成果)
音楽演奏
など

ワークショップ -うごく-
11月20-21日
京都大学NF祭内
アートとサイエンスの取り組みを体験する
- 錯視を体験する-脳の情報処理過程を考えよう
- 芸術と科学の研究体験-感性と理性から自然を見つめよう

そして、感じる…SORANOMADO project

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