Art and Science bunch!

東日本大震災から3ヶ月が過ぎ、私達の生活は大きく変化しました。
過酷な現実と向き合い、それを受け入れ、そして見えない将来へ向けて歩み続けることは、
とても大きなエネルギーを要することです。
 時間とともに変化する被災者の方々の環境や生活に対して、世界中の多くの人々が、
自分自身に出来ることを考えたのではないでしょうか。
この度、美術家 大塩紗永展 開催にあたり、チャリティートーク「アートと
できること」を共催する事に致しました。
皆様お誘い合わせの上、ご来場賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。
                         
                        soranomado project 

大塩紗永 美術家 AND 宇佐美 綾 臨床心理士

【プログラム】 
東日本大震災で傷ついた心には、今、どのような精神的ケアが必要と
されているのだろうか。
そして今、芸術はどのようにして彼らの力になれるのだろうか。
臨床心理士 宇佐美 綾氏と美術家 大塩紗永が、被災者の心理変化と心のケアにおける芸術の重要性、
そして、今、芸術にできることについて語ります。「アートとできること」をキーワードに、臨床心理と芸術、
それぞれの立場から、現地に何を届けられるのか、を具体的に提案します。

【日時】 2011年6月22日(水)17:00-19:00
【会場】 画廊 岳   国立市東1-14-17 TEL042-576-9909
【企画・主催】soranomado project  
【後援】画廊 岳

お問い合せは、画廊岳もしくは、e-mal: studio@soranomadoproject.com まで。

【チャリティー寄付先について】 
今回の展示では、売り上げの17%を義援金及びsoranomado project への寄付と
させて頂きます。
soranomado project “We are always with you! 東北へいろいろ贈ります”プロジェクト
1. 支援内容:ガイガーカウンター(放射線量計測装置)の支援
2. 被災地へのアートワークサイエンスワークプログラム


大塩 紗永 美術家 http://www.saeosho.net
1973年東京都生まれ。’99年多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻修了。
2001年池田満寿夫記念芸術賞展大賞。’02年第70回版画展準会員佳作賞。
’04年ふくみつ棟方記念版画大賞展奨励賞。同年昭和シェル美術賞審査員奨励賞。
’06年平成18年度文化庁新芸術家校内研修員。2007 5月〜イギリス、ドイツにて研修。
‘09年熊谷守一大賞展大賞/他、国内外でグループ展、個展等多数。  
現在、 日本版画協会 会員/多摩美術大学生涯学習 桜美林大学 講師
東北芸術大学 非常勤講師 


宇佐美 綾 臨床心理士
桐朋学園大学付属子どものための音楽教室に学ぶ(ピアノ/フルート)。
進路を変更し、上智大学(文)心理学科卒業、同大学院心理学専攻博士前期課程修了。
研究領域は個人と個人をとりまく環境双方への支援の方法論。総合病院精神科にて
精神科および身体科病棟の患者、家族、スタッフの支援に従事。次いで23区内教育相談所で、
子ども、保護者、教職員の支援を行う。短期大学非常勤講師を経た後、現在は都内公立
学校のスクールカウンセラー、精神科クリニック、カウンセリングルームのカウンセラー
に就いている。

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