2009年2月28日(土)科学ワークショップ開催のおしらせ

soranomado project 主催

Science Workshop vol.1
実験と観察と描写から「なぜ?」の答えを考える
研究者とアーティストによる科学ワークショップ

「葉っぱの色の正体は?」
ペーパークロマトグラフィー実験で、葉っぱに含まれる色素を調べよう!

2009 年2 月28 日(土)
場所:アトリエ空の窓
13:00-14:30 ( 小学2 年生以上)/ 16:00-17:30 ( 高校生以上)
参加費:1000 円
お申し込みはこちらから
おかげさまで沢山の方にお越しいただきました!
ありがとうございました!

*対象は小学校2 年生以上になります。
*各クラス定員7 名です。
*当日はスケッチ・彩色をしますので、鉛筆(B または2B)、
色鉛筆(12 色以上)をご用意下さい。

後援:TALENS JAPAN
協賛:ロイヤル インダストリーズ株式会社評論社
主催:soranomado project

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- その他お問い合わせは
studio[at]soranomadoproject.com
まで

講師紹介

古澤輝由(ふるさわ きよし)
東京農工大学大学院農学研究科共生持続社会学専攻修了。専門は環境哲学。
私立高校で生物の教鞭を執るかたわら、DJ として活動。海外アーティストとの共演経験多数。

大塩紗永(おおしお さえ)
多摩美術大学大学院 美術研究科 絵画専攻 修了。多摩美術大学版画研究室助手、文化庁新進芸術家国内研修員を経て、現在は国内外での個展版画ワークショップを開催。東北芸術工科大学非常勤講師、多摩美術大学生涯学習講師。美術家。

大塩立華(おおしお りつ)
京都大学大学院情報学研究科研究員。名古屋大学大学院 医学系研究科 博士課程満了。細胞生物学・生理学を経て、現在はヒト脳機能研究(主な研究は、脳内イメージ空間認知、意志決定等。)に従事。専門は脳科学、認知科学。

soranomado project 科学ワークショップについて
soranomado project の科学ワークショップでは、研究者、高校理科講師とアーティストが講師をします。それは、soranomado project では、科学も芸術も、どちらも「自然の探究」の取組みであると考えているからです。「自然の探究」は、感じること、そして、疑問を持つことから始まると思いますが、ここに科学と芸術の違いはありません。その答えを見出すにあたって、芸術では作品を制作し、科学では研究に取り組むという点で異なります が、soranomado projectでは、このような方法上の区別以外に、両者を分ける必要はないと考えています。それは、感じ・疑問を持つという起点、そして自然を探究する、という目標が同じであることの方が、両者の違い以上に重要であると考えているからです。さらに、科学・芸術の技術的要素が相互に密接であることも重んじる必要があると感じています。たとえば、美術の基礎となっている描写力は、科学における観察・記録において非常に重要な技術であり、科学で重視される論理的思考は、芸術においても事象を認識するための重要なプロセスになっているはずです。
この科学ワークショップでは、実験に加えて、丁寧な観察スケッチを描くこと、および論理的な思考を学ぶこと、の2点に重点をおいています。参加された皆様が、さらに大きく本質的な疑問に迫るための第一歩となることを目指しています。

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